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花き 松の木の剪定

2月23日(金)
 
庭木学  花き     藤口 好博 講師 

 野菜・花・樹木を育て楽しむ科 9期生最後の授業です
 
 
 
  庭木学今回は 黒松の剪定を習いました
 剪定前に藤口先生から黒松について 説明がありました
  
    P2230598.jpg
      黒松・・・松科 オマツともいう
 
〇黒松の特徴 黒松の分布図 
  
黒松の分布図
 
 樹高40M、直径2Mにもなる
  黒松は赤松より強いので海岸の砂防林高速道路ののり面
  神社、仏閣、学校、公園などに好んで植えられる

    家庭の庭にもよく用いられる
  庭木の主木として使われ5~6m位までに仕立てられている

    門冠りの松 (2)
     門冠りの松
  
毎年手入れをして樹形を保つようにしないと形が崩れる
  2年間剪定をしないと
松笠がつく

   黒松の芽  黒松の雌花  黒松の雄花 
  黒松の芽(みどり)   黒松の雌花      黒松雄花
  4~5月頃の新芽    受粉して松笠になる  花粉を生成
   松笠は種を抱いて翌年の10月頃に成熟して種子を飛散させる
 樹皮 灰黒色で老木になると亀甲状に割れる
 黒松の樹皮  黒松マツカサ 黒松の種子

   黒松樹皮         松笠      種子
 〇松の種類
 
赤松、黒松、五葉松等があり外来種では 葉が3枚の物もある
 
この他に葉に班が入ったジャノメクロマツ
   盆栽用のニシキ松などがある 
            黒松と赤松の違い
    
黒松 赤松 リサイズ
 〇用途・配植 
   
用途の色々 
  公園 sabouyou.gif  niwaki.gif 
   公園樹        風致林       庭木
   黒松の垣根   門冠りの松編集   盆栽
    垣根         門冠り  その他   盆栽等
  松の配植 一例
  松の配植 1例  
  配植(松の寄せ植え)に用いられる樹木
  不老長寿を願う・・・竹・梅 等

  難を転じる  ・・・南天
  鬼門徐木   ・・・ヒイラギ・ヒイラギ南天
  他にも縁起を重視した寄せ植えなどがある
  (ザクロ、千両、万両、カリン、樫

 〇 手入れのポイント
  植えこむ適期・・・3~5月
  大きめの穴に根鉢を入れ 形の良い方を正面に向けて植える
   土を埋め戻し棒などで突き固める(水は使わない
  ①剪定・整枝

  みどり摘みとり・もみ上げ(葉のむしりとり) 
 
  みどり摘みの位置 
 5月中旬頃に新芽を青い中に摘み取る(指でも摘み取れる)
    伸ばしたい枝の長さを考えて摘み取る位置を変える
  みどりが多い時はその根元から切ると枝の数を減らす事が出来る
  11月~3月に混み過ぎた枝の間引きをする
 枝についている葉のもみあげも行う

 もみあげの方法
 P2230610.jpg  P2230604.jpg P2230605.jpg 
    枝の下に垂れ下がる葉は付着部位から手でむしり取る
  新しい枝を期待する部位は葉を残す(葉が無いと枝は出ない)
     枝先まで全部むしり取ってしまう事を鳥足と言う(枝は出ない)

  ②黒松の年間の手入れ
  年間手入れ 5月頃みどり摘み作業
 5月みどり(冬至芽)を摘み取りもみあげを行う
  年間手入れ 11~3月もみあげの作業
 11月~3月もみあげ作業
 9月頃夏芽が伸びる、11~12月頃夏芽を2~3本残して間引く
 前年の古い葉は全てもぎ取り夏の葉は半分くらいもぎ取る


 枝の作り方 
春→同年冬のもみあげ後翌年冬もみあげ後
  
枝の作り方編集
  剪定 枝を出したいところで切る 
  もみあげ 枝を期待する所は葉を残す

  枝先の手入れ
  樹種によっても もみあげ方法がちがう

   
クロマツ    アカマツ    ゴヨウマツ
  
樹種によってもみあげ方法が違う
  葉を立てる  垂れ葉を少し残す 古葉も残す
         しなやかな感じ)(葉群をこんもり)

  
もみあげ前後の枝の様子
  もみ上げ 前後
  もみあげ前 もみあげ後(スッキリ 葉もピンとなる)
  樹冠の作り方
  樹冠の作り方
   
  本仕立て       促成仕立て
  
樹形仕立て 松は少し大きくなっても樹形を変える事ができる
  樹形仕立て 
 
   直幹仕立て  曲幹仕立て  門冠仕立て
   その他流れ枝仕立て、車仕立て等がある
   枝は水平より引き下げる

   樹冠は4~5年で完成させる

  
 樹形を保つためには年2回の手入れをする
  若木からの仕立て方
  幼木からの仕立て (2) 
  
実生15~20年位の若木を使う
  仕立てる1~2年前に幹を傾けて植える
  太い丸太、竹、等を使い樹形を形作っていく

  枝のまげ方
      枝の曲げ方 
   誘引樹形を整える     コモ巻き松毛虫対策
  枝の誘引    松のコモ巻き   マツケムシの誘引
 施肥 4月頃に活力剤や液肥をやる
 
殖やし方と入手のポイント
  繁殖 実生、接ぎ木で増やす
   実生は樹形を整えるまでに10~20年を要する
  入手のポイント
   山採りの鉢植は根が少なく活着しない
      
クロマツ年間手入れのまとめ
  
手入れのポイントまとめ
  松の手入れを表に現にすることにより作業の時期
 作業内容が良く分かり 手入れを忘れないで良いと思った

  実習風景  
 住之江公園内の 殆ど倒れかけで 鳥居型支柱に
 支えられて頑張っている若木に教材になって貰いました
 今日はこの松ですよ 今日はこの松にします 
  藤口先生に 実習用の切り枝を準備して頂いたので 目の前で
  剪定やもみあげを体験できた


  P2230599.jpg P2230600.jpg P2230609.jpg P2230611.jpg 

 P2230615.jpg  P2230617.jpg P2230619.jpg P2230633.jpg

 P2230631.jpg P2230634.jpg P2230635.jpg P2230636.jpg

  実習風景のスナップをアップしてみました。
   日差しはありましたが まだ風も冷たく早春賦を思い出しながらの
   実習でした。
   藤口先生の実演を拝見して 細かい説明伺いながらの実習は
   大変楽しく 体で覚え 心に残り充実した授業だったと
   思います。
   先生が 時々飛ばさせたジョークが大うけ!!!
   何時かは松の木を愛でる庭が欲しいと思いながら・・・。
   藤口先生 1年間大変お世話様になり有難うございました。

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